tolzの日記

過食嘔吐とか生活保護とか




11/17・11/18・医療券を貰いに行き落ちこむ

 
11/17(日)
来週は病院(神経科)と歯医者に行く!
歯医者には、ずっと行かなければと思っていた。
前歯の裏に穴が開いていて、痛くはないが気になる。
痛くなるまで放置していたら、また銀をかぶせて…前歯でそれは絶対に避けたい。
でも、今まで引き延ばしにしていたのは、いくつも不安があるから。

生活保護で無料だから恥ずかしい、何と思われるか不安、雑に処置されるのではと不安。
・歯間が茶色くなっている(煙草と食吐のせい?)から恥ずかしい
・頭頂部の髪が薄いから恥ずかしい
・処置後、痛みが長引いて、食吐しにくくて喉を傷つけるのが怖い
・処置後、食べたいのに食べられなくなるのが怖い


上記の気になる点、実際はどうなのか観察してみよう。
怖いし恥ずかしいし不安だけど、今、行かなければと思う。
痛くないうちに治さないと…。
真冬になったら、さらに行きたくなくなるだろうし。
12月中に治して、来年は安心したい。
真冬は免疫も落ちるだろうし、今だ。


11/18(月)
午前中に歯医者にTELし、20(水)の予約をとった。
生活保護という事を伝えたら、医療券を区役所で貰ってきて提出して頂くんですよ…と、優しく案内してくれて有難かった。


昼に区役所へ行って、医療券を貰う。
カウンターに、医療券の申請用紙の書き方(見本)が貼られていたので、それを参考に記入した。

そこの女性職員は、冷たくて無愛想だった。

私と同時に、医療券を取りに来た母子がいた。
二人とも、ダイソーの大きな袋を持っていた。
ダイソーで散財した帰りのような…子供のうちからそういう生活って、大丈夫なんだろうかと思った。

その娘(10代後半〜20歳くらい)が、職員に申請用紙の書き方を訊いていた。
職員は、自分の席に座ったままで「そこにある見本と同じように書いて下さい」と冷たい口調で突き放すように言い放っていた。
私は横で聞きながら、自分も何か言われたらどうしようと、ビクビクしながら申請用紙を渡して、無事に医療券を貰った。


それで、すごく惨めな気分で帰った。
いい天気の中、黙々と歩きながら考えた。
人間の尊厳のようなものを、ゆっくり消していっているんだろうかと思った。
これから同じような事に、何度も遭遇するだろうか。
今度は、私が対象になるかもしれない。
人としての矜持が、少しずつ削られていくような感覚。


この生保の生活を、いつまで続けるんだろう。
医療券は、今月末までのを貰った。
また来月に行って、来月分のを貰わなければならない。

あの母子と同時に、私の存在価値を静かに否定されているようだった。
生活保護を受給しているんだから、人間として価値はないよ、それは当たり前の事でしょと、言われているようだった。


それから、自分でも不思議なんだけど、冷たくされて、私は他人に優しくする仕事がしたい、誰か困っている人を助けたいと感じた。